日本はインドよりも遅れてるよ。キャッシュレス化 | How India promoted cashless transactions

キャッシュレス決済

脱現金が世界で進んでいると言われて久しい昨今。

私も、日本では電子マネーの楽天Pay、Edy、Suicaなど使うようになりました。

現金しか使えない場合以外は、それらか、ポイントのために楽天のクレジットカードを使っています。

飛行機によく乗るので、世界中のラウンジが使えるプライオリティ・パス付きの楽天プレミアムカードです。

ゴールドなんていっちょ前ですが、安いフライトだと微妙な時間に出発したり、乗り継ぎで持て余すんです。
年会費を考慮してみても、悪くないかと。

日本は遅いイメージ

電子マネーやプリペイド、ポイント系のサービスは本当に増えましたが、まだまだ現金しか受け付けてもらえないところが多くて、びっくりします。

日本における現在のキャッシュレス決済比率は20%
お隣の韓国は89.1%、中国は60%、アメリカは45%

キャッシュレス決済に疎い「現金支払い派」が大損している理由 | ニュース3面鏡 | ダイヤモンド・オンライン

インドのキャッシュレス決済拡大

一方、インドのキャッシュレス決済は、大きくニュースになったモディ首相の2016年11月の高額紙幣廃止後に急拡大しました。

この時インド政府が行った高額紙幣廃止、Demonetization(読み方:デモネタイゼーション)とは。

日本でいうと『深夜0時に日付が変わったら、一万円札と五千円札は廃止、以降使えない紙切れになりますよ。と、夜の8時にテレビ中継で安倍首相が発表する』ということです。

これが世界有数の経済成長率で爆進する一国で、本当にあった話。
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私は、テレビで発表があったとき、パハールガンジのホテルのカフェにいました。

そこを出るときの支払いで、すでにキャッシャーでは日付が変わってから廃止になるはずの1000と500ルピー札は受け取りません、と手書きでボードを出していました。

インドで使えるデジタル決済

私はインドの銀行口座とデビットカードを持っています。

デビットカードか、銀行口座と直接紐付けられたBHIMというアプリを使ってどこでも支払いしています。

BHIMとはインド政府が開発した決済アプリ。

政府は、UPIシステムの根幹を強化し、自ら開発したスマートフォン用電子決済アプリ、バーラット現金決済インターフェース(BHIM)のサービスを開始した。BHIMシステムによって、銀行口座と携帯電話を持っていれば誰でもワンクリックで即時送金することが可能となった。2017年10月現在でBHIMアプリのダウンロード数は2,000万件
キャッシュレス化を目指すインド HSBCレポート | News & Views | QUICK Money World

 
UPI=Unified Payments Interface:統合決済インターフェースのことで、こちらもインド政府傘下の機関が開発したシステムです。

電子マネーとは違いプリペイドではないので、前払いの必要がなくすぐに引き落としがされます。さらにSMSで決済完了と、残高のお知らせテキストが携帯に即、送られてきます。

実際のBHIMアプリのキャプチャー
実際のBHIMアプリのキャプチャー

Paytm ペイティーエム

ソフトバンクが出資していることで日本でも有名な、デジタル決済アプリのPaytm(読み方:ペイティーエム)。
これがあれば、携帯番号かQRコードで雑貨屋さんでも路上の八百屋さんでも支払いができます。

私は、ひとつ2ルピーの洗濯用洗剤の小さなパウチ5つ(10ルピー:16円くらい)を旅先で買って、Paytmで支払ったことがあります。

日本のデビットやクレジットカードのように、最低利用額でごちゃごちゃ言われることもないですね。

Paytmアプリ
Paytmアプリ

アダール番号とのリンク

ただこのPaytm、インドのマイナンバーである生体認証付きのアダールナンバーか、納税者番号のPANナンバーがないと使えないようになりました。

私は大学院研究者という立場で納税義務はないためPANは無し、身分証としてアダールナンバーを持ってます。

アダールが無いと、銀行口座、携帯番号、Paytmのようなデジタル決済アプリなどの維持ができなくなったんです。
www.businesstoday.in
個人情報の最たるもの、虹彩と、すべての指の指紋をしぶしぶ提供済みです。

アプリで決済履歴もずーっと遡って見られるので、日本の電子マネーなんかより断然便利だと思います。

決済履歴の画面。インドでUBER使いまくってます
決済履歴の画面。インドでUBER使いまくってます

割り勘でもPaytm

Paytmは銀行口座と関連付けられている携帯番号さえ判れば、お金が動かせます。

インド人の友達何人かでレストランに行った時。
割り勘をする際、細かい現金をチマチマやりとりせずPaytmで友達のアカウントに払う、なんてこともありました。
当然、友達なので携帯番号は連絡先に入ってます。
あとはアプリで呼び出して金額を入れるだけ♡

インドの場合、現金に触らないで出歩けるようになる未来はすぐそこかも。

他にも、お坊さんがお布施をPaytmで受け付ける、なんて話も聞きます。

ストリートでPaytm!パニプリ屋さんも

短期で行くなら

インドに観光や旅行、短期留学などで行く際は
日本で申し込める、デビットカードやプリペイドカードを使うのが便利。
観光で行く場所なら、カードがどこでも使えるようになりつつあります。

現金を盗まれた、無くなった、なんていう話は
日本人に限らず旅行者やバックパッカーからやっぱり良く聞くんです、、、
私の場合、財布に2000ルピー以上の現金を入れることはないかも。

そして、行く先々でPaytmやMobikwikの看板を見かけたら、
ソフト面のインフラ整備がすごい速さで進む今のインドを感じてみてください。

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