日本人で英語が喋れない人、なんでフォニックスやらないの?

英語圏の国に在住していると、毎日英語で喋ります。

日本人=英語できない

特に、英語が母国語でない人たちからですが、私がさささーと込み入った話を英語でしていると

日本人なのになんでそんなに英語が上手いの?」

どうやって勉強したの?と聞かれることが多いです。

英語は20代後半から

私は20代に入るまで海外にはほとんど縁がなく、日本で生まれ育ちました。

ですので、超・後天的に勉強したタイプです。

しかもインド在住が長いため、インド英語+日本語英語的な発音だし、通じればいいので無理矢理な言い回しもします。完璧ではありません。

インドではまかり通っているけれど、本来の英語的には間違っている、

インド英語のことをインディアニズム Indianismって言います。

例えば、discuss about(aboutは要らない)、give exam(take exam)、last last year(the year before last)などがインディアニズム。

意味は通じるんですけど。

むしろ通じやすいので、私はインド人に対しては間違っていると分かっていてワザと使ったりします。

28歳から英語を勉強しました

そんな私がこんな風に褒められる(?)ということは、それほど日本人の英語力が低いのが世界的に有名なんだな、と思います。

それにしても日本人なのにって。。。

28歳のときにインド留学して、その日からいきなり、授業は英語、大学教授の話を英語でノートに取ることに。

さらにエッセイ、試験、修士論文すべて英語でやりました。

それまでは、通常の日本の義務教育の英語学習をしてきて、旅行で海外に行くとき日常会話を話すレベル。

音楽、特にR&Bやラップの英語リリックの聞き取りや、映画を英語字幕で観ていたおかげか、一緒に旅行した英語が苦手な日本人を助けてあげられる、普通よりほんの少しマシな程度でした。

デリーの乗り合いタクシーの中での経験

インドのデリーで、週末の夜にUber poolを利用したのですが

 Uber pool=同じ方向に向かう、知らない乗客と自動マッチングされて相乗りするシステム

一緒になった恰幅の良いインド人のオジサマの着信音がSherlock(UKのテレビドラマ)のオープニングだったんですね

「着信音、シャーロックですよねぇ。私、全シーズンと番外編すべて見ましたよー」と適当に話しかけました。

そこから
Sherlockでのベネディクト・カンバーバッチの演技の良さに始まり
アメリカバージョンのElementaryがなかなか面白かったこと
仕事、音楽、大学、食、インド
日本人の英語力について語り合いました。

「こう言ったら失礼だけど、日本人なのに本当に英語がうまいね。
助詞の使い方も完璧だし、発音も良い。」

同じようなことを海外にいるとよく言われます。

私、英語は日本の義務教育と音楽と旅からで、留学とか特にせず
28歳でインドに投げ込まれてから、独学。
レゲエとヒップホップ好きで、アメリカ英語のリリックを理解したくて意味を調べて注意深く聞き取るようにしていたのが効いたと思う。

なので、お褒めの言葉は実に嬉しい反面

日本人=英語へたくそ
は、拭いきれない世界の常識なんだなと🤔

オジサマはパンジャビ系デリー人の、デジタルマーケティング会社の経営者。
インドの首都はこんな感じです。

手書きがキレイすぎるインド人

今の若い世代はわかりませんが、私と同年代のインド人って、小さい頃から義務教育でひたすら書き取りをやらされたらしいです。

コピー機やパソコンが日本のように普及していない(いなかった)という理由もあると思います。

みんなのノートを見せてもらったら、どこのカリグラファーか?書道家か?というくらい英語と母国語のハンドライティングが上手くて衝撃でした。ぱぱっとメモで書いた筆記体が、芸術レベル。

ワタシ的に学校イチのカリグラファー、同級生のノート。

ffと並ぶところ、美しすぎます。dの縦棒が上に弧を描くのも良い。

クラスメイトのノート!
クラスメイトのノート!

やっすいインドのどこにでも売っているCelloという、10ルピー(約17円)のボールペンで書いてます。

なのに万年筆を使ったように太いところと細いところ、強弱が表現されていて、これはアート。

英語でノートを取る

英語で言われたことを、その場でノートに英語で取っていくって、かなり勉強をして、しかも書き慣れていないと難しいです。

  • 前提条件として筆記体が書けなければ、喋るスピードについていきながらノートは書けません。
  • すべてのスペルが完璧に頭に入っていないと、手を動かすことなんて絶対に!無理です。

舞台は、ラップトップやスマホを使うなんてもっての外、という雰囲気の、2012年のインドの田舎の大学。

ベンガル語のノートも美しい
ベンガル語のノートも美しい

英語をどうやって勉強したか?

英語は、大学院での勉強もやりながら、基本的には独学しました。

いろいろなやり方を試してここまできたんですが、すごく役に立ったもののひとつが

フォニックス Phonics

ざっくりと言うと、英語の文字と音を結びつけるルールです。
 
日本語の文字である平仮名は、その名前と音が一致します。
「あ」であれば、名前は「あ」ですし、その音(発音)も「あ」です。
 
その一方で英語の文字であるアルファベットは、その名前と発音が異なります。
Aは「えぃ」という名前ですが、発音は「え」や「あ」に似た音です。
 
この「アルファベットの文字をそれぞれどのように発音するのか」のルールがフォニックスです。
フォニックスを学ぶことにより、はじめて見る単語でも、単語を構成するアルファベットそれぞれの音から、その単語の発音がわかったり、発音を聞いて英語の文字になおすことができるようになります。

フォニックスって何?世界で最も有名なフォニックスの歌と論争 | ESL club

フォニックスで大体の英語的なスペリングのセンスを付けておけば、分からない単語を聞いたときもどんなアルファベットが使われているか、予想して辞書で調べることができます。

ただ例外も多く、あくまでセンスを養うためのトレーニングです。
それでもこれを知っているのと知らないのとでは、学習の効率が格段に違ってくると思います。

特に私のように、もうぶっつけ本番で、音楽の専門用語や、内耳の構造の講義をバンバン英語でされて、それをノートに取るという場面(そんな場面ない?)では大活躍です。

こっちの本はCDがありませんが、各アルファベットの発音の仕方、口の作り方や舌のポジションの説明が詳しくされていて、さらっと読むだけで発音良くなります。

単語の発音のお手本は、GoogleやYouTubeなどで検索するとすぐ出てきますね。


聞くこと、話すことに重点

今はオンラインのレッスンや教材がたくさんあるので、本当にいい時代だと思います。

インドに住んで、インド英語に苦しみながら英語を勉強する、という謎の遠回り修行をせずに済むなんて。。。

1レッスン25分でネイティブの先生とフリートークができるDMMなんて、海外行かなくても毎日やっていれば留学並みの効果がありますね。

自分が話したいことを英語の文章にまとめておいて、添削してもらうという使い方が効果的。

私も最初は、自分が言いたいことやトピックを英語で大体調べておいて話す、というのが取っ掛かりになりました。
必要なこと・好きなことを話すので時間がたっても忘れにくく、ボキャブラリーもどんどん増えます。

日本で大人気のTOEIC

言わずもがなのTOEICや、移住や留学で使えるIELTSは、スコア目的というよりも勉強の道筋を立てるのに利用するのをオススメします。

自分になにが足りないのか、どんな学習をしたらいいのか、をテスト勉強のカリキュラムに沿ってやるとスタンダードが見えるので効率がいいです。

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