インド版・小泉文夫資料室。サンギート・ナタック・アカデミ | Visited Sangeet Natak Akademi in Delhi

インドの古典音楽や舞踏のファンなら、聞いたことがあるはず、
サンギート・ナタック・アカデミ。
http://sangeetnatak.gov.in/sna/home.php

サンギート=音楽
ナタック=ダンス

という意味で、インドの国立音楽&舞踏研究機関です。

パンディットの証

インドの音楽とダンスで功績を残したアーティストに対して
サンギート・ナタック・アカデミ賞も授与しています。

マエストロとか、パンディット Pandit、ウスタッド Ustadと呼ばれるようになり
さらにこの賞を獲っていれば、まさに押しも押されぬ超一流と認められたということ。
音楽とダンスの国民栄誉賞みたいなものです。

インドの芸術系研究機関

サンギート・ナタック・アカデミに行くには、デリーの北部
デリーメトロのブルー/バイオレットライン、Mandi House駅を下車。

ラリット・カラ・アカデミ、こちらはアートの国立研究機関ですが
その建物と同じ敷地内にあります。
図書館や常設の展示スペースもあるので、アート系好きならこちらも。
http://lalitkala.gov.in/

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楽器の展示スペースあり

私は、インドの大学で博士論文を書いているところです。
もちろんサンギート・ナタック・アカデミ受賞者である
タブラマエストロ、サポン・チョウドリ先生にすすめられて、こちらの図書館に資料探しに来ました。

面白かったのが、帰りに寄った楽器の展示スペース。
規模的にも日本で言う、小泉文夫記念資料室といったところでしょうか。

当資料室は、1985年6月6日、東京芸術大学音楽学部に開設されました。 所蔵資料の中心は、83年に急逝した故小泉文夫本学元教授が収集した音楽資料のコレクションです。
小泉文夫記念資料室

保存状態も良好

ヒマーチャル・プラデーシュの太鼓。インド北部の国境近くは、
どこも中国やチベット文化圏の影響が強いです。
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血が騒ぐ、大きな太鼓がずらり。
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バラナシ流派の故キシャン・マハラジ Kishan Maharajが使ったタブラ。
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フレームドラムや銅鑼
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いろんなカルタール、マンジーラ

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実はカルタールには、ただの拍子木、ベルのついたもの、様々あります。
打ち付けて鳴らす小さな打楽器のことを、インドでは広くカルタールと呼びます。

ラジャスタンのジプシーのカルタールについては、過去の記事を参照!
https://nora-cat.net/entry/2018/07/12/025255www.nora-cat.net

楽器の文化論

シルクロードをモチーフに、東西の楽器を体系的にみていく良本。

インドにはそこまで触れていませんが、
日本、沖縄、中国、チベットの太鼓を追いかけた記録本。

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